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各駅停車に乗って~不登校体験談~

こんにちは☆彡
COREの大平です♪

今日は、ある不登校のお子さんが話してくれたことについて書いてみたいと思います。
その生徒さん(Iさん)は、不登校の中学生です。

学校に行かない日々が続いていましたが、ある時から保健室登校をしはじめました。
でも、クラスのみんなに交じって授業を受けることにはまだ抵抗がありました。

何度か頑張って出席してみたものの、動悸はするは目が回るわで、ひどい気分を味わう羽目になってしまい、それからは保健室で過ごすことに決めていました。

しかし、学校の先生は、

「保健室に来ただけじゃまだまだ」
と言われ、ひどく疲れてしまうという精神状況を説明しても、

「でも他の子は毎日それをやってるし、部活をやってる子はもっとつらいんだよ?Iさんの疲れにはくらべものにならないよ」
と言われてしまいました。

確かにIさんは、自分の活動量は他の中学生より少ないというのは分かっていたので、何も言い返せませんでした。
それでも保健室登校を続けていると、

保健室の先生たちは慣れてきたのか、「あーはいはい、疲れているんだね。」「わかったわかった、つらいのね」と彼女の話を聞き流すようになりました。
「誰も自分の気持ちをまじめに受け取ってくれる人がいない。」

とても、孤独に感じました。
「私は、一人で各駅停車の電車に乗っているんです。

クラスメイトのみんなは、快速の電車に仲良く乗ってる。
私はそこに入れなくて、各駅停車でゆっくり進みたい。

でも、先生や周りの人たちから、『あなただけが遅れているよ!急いで急いで!!』と、無理やり新幹線に乗り換えさせられて、みんなが乗ってる快速電車に追いつけ、と言われる。

あんまり早いから、ついていけない、目がまわってしまう。
Iさんは今の気持ちをそんな風に話してくれました。

「みんなと同じ足並みにそろえるのはすごくつらい。
私は各駅停車の電車がすき。周りの景色もよく見られるし、自分と向き合う時間がある。」

「各駅停車に一緒に乗ってほしいなんて言わないから、ただ、私が各駅停車にのることを認めてほしいだけなんです。」

彼女は、切実でした。

この、「みんなに追いつかなきゃいけない」「みんながやっていることが出来ない自分はダメだ」という気持ちは、不登校の生徒さんは感じることが多いのではないかと思います。

でも、本当にそうでしょうか。
そんなことはありません。

今、「学校に行くのがつらい」という気持ちはIさんだけのもので、誰の気持ちとも比較できません。だから「みんなが普通にできていることなんだから、楽をしている」なんてことはないと思います。

活動量とか、運動量で言えばそれは少ないかもしれません。
でも、精神的な疲れや負荷は、それだけでは測れません。

それに、学校という環境になじめなかったとしても、環境が違えばイキイキしている不登校の生徒さんはたくさんいます。
学校という場に固執せず、まずは、自分がイキイキできる場を見つけてほしいです。

学校の先生は、「学校の」先生ですから、学校に来てほしい、不登校じゃなくなってほしい、教室に来てほしいと思うのはある意味では当然なのかもしれません。

でも、そう考えている人ばっかりじゃないですよ。
不登校のままのその子自身を認めてくれる人や場所は、あります。

Iさんは、今もひとりで各駅停車で戦っています。
私は、そんな彼女が独りぼっちだと感じないように、応援していきたいです。

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