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自分の道

こんにちは

今日は、学生時代に出会った不登校生について書こうと思います。
高校生の時、同じクラスに不登校の子がいました。

生まれつき両足がない年上の男の子でした。
彼が高1の時、手術などのため、長期で学校をお休みせざるを得なくなり、学校へ復帰したのは2年後でした。2歳年下の私たちと同じクラスで学ぶことになりました。

いつも明るく、おやじギャグを連発する彼はクラスで人気者でした。しっかり者で、心やさしい子でした。年齢の差も感じず、クラスに溶け込んでいるように感じていました。

自分のことは自分で何でもできる子で、宿泊訓練も一緒に行き、しいたけ作りや夕食作りなどにも楽しく参加していました。
夏休みが終わって2学期になったころから、少しづつお休みが続くようになりました。

義足での生活を目指し、手術をするかもしれないという話も出ていたので、クラスの人はみんな、「手術の検査のために病院へ通っているから学校に来れないんだ」と思っていました。

先生もあえてそれを否定せず、詳しい状況について話してくれることもありませんでした。
さすがに2ヶ月くらい経つと、少し変だなと感じ始めました。

手術が原因ではないのではないかと皆が疑い始めたころ、ようやく先生が本当のことを話してくれました。

最初は通院のためお休み。
今後のことで悩む内に学校へ行きにくくなった。
決してクラスの誰かのせいで行けなくなったわけではない。

当時の私は、彼がそこまで色々悩んでいたなんて想像もしていませんでした。
表面にあらわれている「彼」しか見ていなかった気がします。

結局、彼は自分のペースで勉強が出来る通信制の学校に編入することになりました。その後彼に会うことはありませんでしたが、彼と連絡を取り続けていた同級生から、無事に通信高校を卒業し、大学へ進学したことを知りました。

ずっと繋がっていられる友達がいたことは、きっと彼にとって支えになったと思います。
18歳になったときに運転免許も取り、手だけで運転できる車を買って、自分で大学へ通ったり、友達と遊びに行ったりしていたそうです。

その後どうしているのか分かりませんが、きっと自分らしく堂々と過ごしていると思います。
彼にとって、いろいろ悩んだのは無駄ではなかったと思います。

もし今悩んでいる人がいたら、彼のようにいろいろ悩みながら、自分の道を見つけられるといいですね。

CORE桐谷

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