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人間関係での不安~不登校生指導レポート~

こんにちは☆

CORE横浜校の大平です^^
花粉症シーズン到来ですね!

今年は飛散量が多いようで、とても辛いです・・・。
みなさんは大丈夫でしょうか?

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さて、今日はある不登校の生徒さんのお話を書いてみようと思います。

その生徒さん(Aさん)は当時、不登校の中学生でした。
中2で不登校になり、保健室登校をしたり、しなかったり・・・という状態が続いていました。

そんなある日、Aさんはこんなことを話してくれました。
『学校のみんなが全員馬鹿にみえる。』

『あんな人たちと全然仲良くしたいと思わない。』
でも一方で、またある時は、

『私は、「友達」のことを考えると真っ先に浮かぶ子がいるけど、私は学校にあまり行っていないから、その子が一番に思い浮かべる友達は私じゃない。』

『その子のことも馬鹿だと思っているし、別にもっと仲良くしてほしいわけじゃない。』
『でも・・・、こうやっていくうちに、私は誰の心の中にも、もういないんじゃないかと思うと、すごくつらい。』

『仲良くしてほしくない、でも孤独は、こわい。』
精神的にかなり早熟なAさんからすると、クラスのみんながひどく幼稚にみえても何も不思議ではないと思います。

私は、「周りがみんな馬鹿に見える」という経験はないので、想像しかできませんが、
それって、「気が合う人が周りにひとりもいない」っていうことですよね。

すっごくしんどいと思います。
一方で、周りから孤立し、忘れられてしまうことをとても恐れていました。

中学生くらいの時期は、まだ「自分が何者なのか」ということがわからず、迷うことが多いと思います。
小さな子供だったら、自分が何にだってなれる、すごい可能性があるかも!と信じることは容易です。

でも、大人に近づいていくにつれて、思い描いていたような「スゴイやつ」になれるのは社会の中でほんの少数だということがわかってくるし、「自分はそんな大した奴じゃないかも」

「でももしかしたら、なにかスゴイことができるかも」
と、自分への自信がゆらいできますよね。

しかも、中学生くらいの年齢だと、自分の大きさをはかる機会も技術も少ないのではないでしょうか。
だから、一番身近な対人関係のなかで、自分の存在価値を計る傾向が出てくるように思います。

それも、クラスのような小さな輪の中の対人関係で。
だからこそ、どんなに「仲良くしたくない」と軽蔑しているような相手でも、

忘れられてしまったら、自分を計る基準がなくなってしまう、自分の存在価値がなくなってしまうような気がして、苦しくなってしまう。
こうなると、つらいですよね。

自分を受け入れなかった人間関係を否定することで、自尊心をぎりぎりのところで保っている、という部分もあったのかもしれません。
私もいまだに「自分は何者なのか」ということはわかりません。一生分からないんじゃないかと思います!

でも、クラスのようなせま~い人間関係の中だけで、自分の存在価値は図れないな、ということだけは分かってきました。
クラスになじめなかったからと言って、それがAさんの存在価値を貶めることにはなりません。

孤独が怖いのは分かります。
学校という場所では、「協調性をつける」という名目で、みんなひとつの輪に入ってうまくやっていくことが求められがちです。

だからこそ、そこでうまくやれなかったことと言う経験は、Aさんの自信をなくさせ、大きな挫折となったと思います。
でも、協調性を身につけるのと同じくらい、合わない人たちを避ける能力をつけることもとっても大事だと思います。

まだ出会っていなくても、その人にとって心地よいいばしょだったり、人間関係はどこかにあります。
「この人は大丈夫そう」という安心できる場がひとつでもあれば、それが自信につながって、

他の人間関係で少しつまづいても、自分自身が大きく揺らぐことなく、

「私は大丈夫」と思えるようになったりするんです。そうすると、合わない人たちの輪の中でもやり過ごすことができるようになったりもします。中学生の段階では、学校と家族だけが人間関係の全てになりがちなので、よけいにつらくなるんですよね。

Aさんとは、早く大人になれたらいいね、と話しました。

もっと広い視野を持って、いまの「合わない」世界から抜け出せるように、
そのための力を、今はちょっとずつ蓄えようね、と励ましながら、なんとか中学卒業をし、高校に入学しました。

いまは夢だった美容師さんの卵になっています^^☆
人間関係で悩むこともあるようですが、好きなアイドルのライブを生きがいに、共通の趣味の友達も多く、楽しそうです。

『早く大人になりたかったのがうそみたい、、、もう年をとりたくないし若いころに戻りたいよ』と言ったりしていますが(笑)
『今あの時の自分に会ったら、周りの奴みんながみんな馬鹿ってわけじゃなかったよ!」って言ってあげたい!』

『人間関係で深刻になりすぎてたところ、あると思う。空気は読むものじゃない、吸うもの!!』
『でもあの頃の自分がいるから、今の自分がいるんだなと思うと、やっぱり大事な時期だったんだな、と思う。』

と言っていました^^
いつかAさんに髪を切ってもらうのを楽しみにしています♪

肩の力を抜いて、しっかり息を吸って、
落ち着いて、ゆっくりいきましょう^^

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