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「怖い」と思うこと~不登校生指導レポート~

こんにちは☆

COREの大平です。
今日は私が以前に関わった生徒さんについて、書いてみようと思います。

Aさんは、いじめが原因で不登校になった中学生の女の子でした。
親友だと思っていた子から裏切られるような形で、仲間外れにされるようになり、それ以来、人間不信のような状態になっていました。

Aさんはよく、「他人が怖い」と話してくれました。
「仲良くしようと近づいてくれる人がいても、また裏切られるんじゃないかと思って怖い。」

「街を歩く時に、通りすがる人たちにもなにか思われてるんじゃないかっていう気がして怖い。」
Aさんはとにかく「怖い」とよく言っていたので、ある時、一緒に「怖い」について考えてみようということになりました。

私は小さい頃、夜が怖かった時期があります。
お化けや幽霊ももちろん怖いし、ただ漠然と「夜」というものを怖がっていました。
そのせいで夜眠れない日が続きました・・・。

そんなある時、
「でも、なんで夜が怖いんだろう?」

「そもそも怖いって何??」
と考え始めて、余計に眠れなくなった記憶があります(笑)

結局、時がたつにつれて、
「きっと大都会の人は真夜中でも昼間と同じくらい明るいし、コンビニのお店の人も怖がらずにお仕事してるんだから私も大丈夫!」
と考えるようになり、夜に対する不安は知らず知らずのうちに薄れて、怖くて眠れない夜も減っていきました。

でも、これって「怖い」という気持ちを「克服した」というよりは、「怖い」気持ちに「折り合いをつける方法を学んだ」ということなんだと思います。

今も幽霊は怖いです。ホラー番組を見た後はもちろん夜眠れないし、お風呂に一人で入るのが怖くなります。でも、四六時中そのことを考えることはなくなったし、みんな怖がっていないみたいだから、なんとなく昔より幽霊が怖くなくなったような気になっています。

・・・こんなとりとめのない話をしながら、Aさんはまた話してくれました。
『幽霊が怖い話と一緒にされるとは思わなかった(笑)』

『大人たちはなんにも怖くないのかなって思ってたけど、そんなに成長してるわけでもないんだね(笑)』
久しぶりにAさんの笑顔が見られて、私もうれしかったのを覚えています。

一度しみついた恐怖心や何かに対する不安感を完全に克服することは難しいことです。
でも、「完全に克服」なんてしなくても、徐々に折り合いをつけられるようになればいいのではないかな、と思います。

恐怖心の対象が「人間関係」だと余計に複雑です。幽霊が怖いとはわけが違います。コミュニケーションをとる相手は個別の人間で、ひとりひとり性格も考え方も何もかも違います。「こうすれば人間関係はすべてうまくいく!」なんて方法はないんだと思います。

でも、だからこそ、「怖くない人もいた」という経験を積み重ねることが、人間不信を和らげる第一歩になるのではないでしょうか。
完璧な人間不信解消法も、恐怖心を除去する方法も、私は知りません。

でも、「接しても意外と大丈夫だった人」には、なれたらいいなと思っています。
Aさんは、今では少し信頼できる友人もできて、高校生になっています^^☆

久しぶりに会った時に、
「あの時先生が幽霊が怖かった話してくれて、なんかうれしかった。今は、ちょっとずつ折り合いっていうやつを学んでるよ!」
と明るく話してくれて、とても嬉しかったので、書いてみました^^

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